其之壱 地獄の穴(灯台北門の20m北、遊歩道東に5m山に入る)
この穴は、灯台下の洞窟(亀の洞)まで、通じている。と云う。この穴に硬貨を投げ入れると、チリーン・チリーンとしばらく音が聞こえて来る。この穴に硬貨を投入するのは、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い又、先祖の霊をなぐさめ供養になると云われている。
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この穴は、灯台下の洞窟(亀の洞)まで、通じている。と云う。この穴に硬貨を投げ入れると、チリーン・チリーンとしばらく音が聞こえて来る。この穴に硬貨を投入するのは、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い又、先祖の霊をなぐさめ供養になると云われている。
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この場所で海に向かって「お亀さーん」と呼ぶと、大海亀が海面に浮かんで来る。これは、弘法大師が前方150m位の所にある黄金碆(潮干には、水面に見える)に波切不動を刻むために亀に乗って通ったという。今でも弘法大師が呼んでいると思い浮かんでくるのだという。
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弘法大師が一夜で鳥居を建てようとしたが、天邪鬼が夜中に鶏の鳴き声を、真似したので、石工が夜が明けたと思い、仕事を辞め完成しなかった。と云われている。石の土台や石柱が5・6本横たわっている。
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この亀に似た石は専門家によると、全国的にも一級品だそうで一見の価値がある。男の一物になぞらえて、男女が撫でると性が強くなるといわれている。
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大きな石の上に小石が三つ積んである。親孝行者がこの大石を動かすと上に積んでいる小石が落ちる。親不孝者は落ちない。いつも親の肩を揉んでいるように動かすとだんだん揺らいで石が落ちることから親孝行者は落ちると大師が言ったのだろうと伝えられる。
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七不思議というが、数が七つというのではなく、仏法では七の数を重んじ又、昔は沢山の意味で7や8をよく使われている。全部で21ヶ所あると云われる。その他の不思議は、訪れて体験して下さい。